呉式太極拳 呉式太極十三刀
楊式から分かれてできた流派で、最も健康に良いとされ、中国では2番目に練習者が多い。私たちと同世紀で活躍したのは楊禹廷、呉図南、李経梧、王培生が特に有名です。
 呉式の流派は特に長寿の方が多く、医療の発達していない時代ながら、呉図南は105歳、馬岳梁は96歳、楊禹廷は96歳まで健康で長生きされました。しかも仙人の域といわれる、「応物自然」の域に達している人数がもっと多い流派でもあります。「応物自然」とは、どんな力・事柄・状態でも力や欲を出さずに、自然に対応できると言うことです。
刀は武術では最も使われていた武器で、18兵器のうち筆頭である。呉式の特徴を生かしながら、刀の用法を学べるようになっています。発勁も含まれているので、力強く、好かれ易いトウロです。
斜 飛 勢
bai lian
いくつかの秘話がありますので、ちょっと紹介したいと思います。
 楊禹廷の弟子が楊禹廷大師を語るには、大師は気にしないで見ると普通のおじいさんである。よく見てみるとハンガーみたいに洋服が体に掛かっているだけのように見える。一歩近づいてみようとした時、大師がこちらを見た瞬間、「しまった」。前足がついたあと、後ろ足が動かない。両手で彼を推そうとすると、服の中は何もない、足底が浮き上がり、地面がなくなった感覚で、体は空っぽで深い崖から落ちてしまう感じになる。非常に怖い感覚を覚え、何かにつかまりたい気持ちで、胸騒ぎを覚え、呼吸が苦しくなる。
 楊禹廷大師は杖を腰の後ろで両手で持って歩く癖がある。ある時、その杖を遊び心でつかんでみようと、手を触れた瞬間飛ばされ、数メートル先の壁にぶつかりようやく止まることができ、しばらく起き上がれなかった。楊禹廷大師それをみて、「力で取ろうとするからじゃ」といったそうです。
 この人の証言です。http://www.youtube.com/watch?v=RmkFJ8obAQE
 また、彼は李経梧氏を太極拳を極めた数少ない人とたたえています。